医療脱毛のメリットは? サロン脱毛とどこが違うの?

クリニックで受ける医療脱毛は、一般的にサロンやエステなどで受ける脱毛よりも効果が高いと言われています。とくに気になるのは、完了までの回数や期間の違いではないでしょうか?
もちろん個人差や脱毛を行う部位によっても異なりますが、医療脱毛のメリットについて一般的なサロン脱毛との比較を軸にご紹介していきます。
医療脱毛を受ける前に
ワキ・VIO・腕・脚・背中・顔など脱毛可能なパーツはほぼ全身といってよいほど多岐にわたります。ただし、それぞれ毛量や毛の太さが異なるため、同時にスタートしても同時に完了するとは限りません。パーツによって脱毛の効果が実感できるまでの回数や期間は異なってくるのです。
医療脱毛に使用するレーザーは黒い色に反応するので、肌とのコントラストが強い、濃くて太い毛のほうが、効果が出やすい傾向にあります。例えば、ワキやVラインなどは効果が出やすく、背中や顔など薄くて細い産毛のような毛が生えている部分は効果が出にくくなります。
脱毛で失敗しないためのポイントは、これらのことを考慮に入れたうえで、ツルツルになるまで続けるのか、それとも自己処理が楽になるくらいに毛量が減ればいいのかのゴールを設定したうえで、自分に適したコース(回数)を選ぶことが大切です。

医療脱毛はどれくらいで完了できる?
パーツによって最適な脱毛の回数が異なることはすでにお伝えしたとおりですが、効果が出やすいパーツ(ワキなど)は平均して5~6回程度、効果が出にくいパーツ(顔などの産毛)は8~10回程度で完了するとされています。これは高出力のレーザーを使った医療脱毛の場合で、サロンやエステで受ける場合には倍以上の回数を必要とする場合が多いようです。
脱毛に最適なスパンはどのくらい?
頻繁に通えば早く脱毛が終わるのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、一般的には1~3ヶ月に1度のペースで通う方が多いようです。これは脱毛施術が「毛周期」(毛が生えてから抜けるまでのサイクルのこと)に合わせて行われるためです。
毛周期には成長期、退行期、休止期、脱毛の4段階あり、医療脱毛は、成長期の段階にある毛を狙ってレーザー照射を行います。毛周期はパーツによって異なるため、脱毛の間隔もパーツによって異なります。脱毛完了までは、およそ1~2年ほどかかります。
回数も期間も短縮できる、蓄熱式の医療レーザー脱毛

脱毛レーザーにも種類があります。従来のレーザーは「毛根」をターゲットとし、高出力のレーザーを1ショットずつ照射するものですが、最近では毛を作る器官である「毛包」をターゲットとし、低出力のレーザーを広範囲にまんべんなく照射する「蓄熱式」と呼ばれる脱毛方式が増えています。低出力のため、痛みが少ないというメリットがあります。
「ソプラノアイス・プラチナム」は新しく登場した蓄熱式の脱毛レーザーです。
「ソプラノアイス・プラチナム」の特長は、3波長(3つの深さ)のエネルギーを一度に照射できること。浅い層から深い層までどの深さの毛にも確実な脱毛効果を狙うことができます。そのため脱毛効果が高く、回数・期間ともに従来よりも短縮することができます。
また「ソプラノアイス・プラチナム」は、照射口と冷却口が一体化したヘッドの構造となっていて、照射しながら同時に冷却することができるため、施術時間を大幅に短縮できます。例えば全身脱毛の場合、従来のレーザーで1回5時間程度かかるのに対し、「ソプラノアイス・プラチナム」の場合は3時間程度で終了することが可能です。
複数部位の脱毛を希望する場合の注意点
一度に複数部位の脱毛を検討されている方もいらっしゃるでしょう。しかし全身脱毛のように施術時間が長時間になる場合は、何回かに分けての予約となり、1度に施術を受けられない美容クリニックもあるようです。
複数パーツの脱毛を検討している場合は、実際に必要な通院回数や脱毛が完了するまでの期間目安について事前確認しておくことをおすすめします。