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ミニリフトの特長 Features

  • たるみの根本原因“SMAS筋膜”も引き上げ
  • 5~10歳のリフトアップが可能
  • 腫れが少なく傷跡も目立たない
  • “リガメント”の活用で戻り難い

ミニリフトが可能にする5~10歳分のエイジングケア

ミニリフトは、ショートフェイスリフトともいい、人知れず健康的な若々しい感じになりたい方に向いている手術です。傷の範囲が狭いため、負担も少なく、髪を極端に結い上げない限り翌日からの仕事も可能です。

手術は皮膚の余分なたるみとSMASと呼ばれる組織(表在性筋膜)を引き上げるというもので、5歳から10歳の引き上げが可能です。顔を変える手術というよりも、元の若いころの状態に近づけるという方がよりイメージに近いでしょう。この手術は髪の毛で隠れる部位での処置なので傷跡も目立たず、従来と違い、手術後の腫れもほとんど気にならない程度に行うことができます。

シミュレーションシステムで術後のイメージを事前に確認

カウンセリング

当院ではコンピューターを用いた“シミュレーションシステム”を用いて、カウンセリング時に患者様の「こうなりたい!」というイメージを医師と共有しています。施術後のイメージを的確にシミュレーションできます。

シミュレーションシステムの重要性

鏡の前で両手を使って頬のたるみを持ち上げたときのフェイスラインになりたい、と感じたことはないでしょうか?なりたいフェイスラインは一人ひとり異なりますし、細かなニュアンスを口頭では伝えるのは難しいものです。そこで、コンピューターの画面上で術前・術後の変化をシミュレーションしながら、なりたいイメージを医師と共有することがとても重要になってくるのです。

シミュレーションシステムで何ができるのか?

シミュレーションシステムでは、顔のたるみ以外にも脂肪減少術、豊胸、二重術、シワ取り術、などあらゆる施術において、患者様と医師とのイメージ共有のために用いられています。「脚を細くしたい」「胸を大きくしたい」「二重にしたい」と一口にいっても、なりたいイメージは患者様によって異なります。シミュレーションシステムでは、患者様のイメージを画面上で確認することができます。また、手術の限界を知り、シミュレーションの結果にご満足いただければ、実際の施術となります。なお、このシミュレーションに費用はかからないのでお気軽にご相談ください。

適応症状

  • 鼻の横の深いシワ(ほうれい線)
  • 頬(ほほ)のたるみ
  • 下がった口角
  • あごやエラのたるみ

また、お肌にハリが出ると毛穴も目立たなくなり、お化粧のりもよくなります。

フェイスリフトの種類と適応部位

額リフト、ミニリフト、目の下のたるみ取り、コメカミリフト、ミニリフト
      、プレミアムミニリフト、フェイスリフト、ネックリフト

加齢や光老化に伴い、フェイスライン(輪郭)がだぶって見えるようになったり、中顔面においては頬にはハリがなくなり鼻唇溝(ほうれい線)が深くなってなっていきます。フェイスリフト(ミニリフト)の手術においては、このように垂れ下がってしまった皮膚や脂肪を自然な状態に元の位置に戻し、かつ、傷を限りなく分からなくすることがポイントになってきます。
フェイスリフト(ミニリフト)にはいくつか種類があり、部位・切開の大きさ・引き上げる層によって分類されます。
部位による分類では、大きく分けると

に分かれます。
首の場合は、ネックリフトが適応となります。

切開部位

切開部位も、頭部から耳部、耳後部、後頭部毛生え際、こめかみの髪の中だけ等、様々な種類があります。当院では、傷が目立たない耳の付け根(前側)付近から、皮膚の余分なたるみとSMAS(表在性筋膜)と呼ばれる組織を引き上げる「SMAS法」によるフェイスリフトを行っています。髪の毛で隠れる部位での処置なので傷跡も目立たず、従来と違い、手術後の腫れもほとんど気にならない程度に行うことができます。

フェイスリフトの種類と当院の施術

引き上げる層によって、(1)皮膚のみのリフト、(2)骨膜下リフト、(3)SMASリフト等細かく分かれています。当院で行っているSMAS法によるフェイスリフトは、少ない負担で効果を発揮する方法です。頬や首のたるみの原因は皮膚だけではなく皮下組織にも及びますので、SMAS(表在性筋膜)の引き上げが重要となってきます。

1. 皮膚のみ引き上げる方法

表面の皮膚だけを引き上げる方法です。たるみの原因は皮膚だけのたるみではなく皮下の組織もたるんでしまっている状態ですので、皮膚だけを引っ張っても、美しいフェイスラインを生み出すことは難しいといえます。また、傷跡が汚くなったり、逆に頬ではなく耳が引っ張られて変形したりすることもあります。

2. 骨膜下から顔全体を引き上げる方法

頭部を切開し、内視鏡を挿入して骨膜の下を剥離しながら中顔面まで達し、そこから顔面の組織を引っ張り上げて行う方法です。SMAS法によるフェイスリフトに比べ傷跡や腫れがやや大きく、ダウンタイム(手術後の回復期間)が長くなります。

3. SMAS法(当院の施術方法)
SMAS(表在性筋膜) 頬筋:口角がたるみ老けた印象に。 小頬骨筋:頬から顎のラインがたるんできます。 口輪筋:口元をはじめ表情全体がゆがみます。 オトガイ筋:輪郭が崩れて二重アゴに。 口角下制筋:口角から、下アゴにかけて縦ジワができます。 顎下骨筋:アゴから首のラインが崩れていきます。

SMAS法は皮膚だけでなく皮膚の下にあるSMASと呼ばれる組織(表情性筋膜)も引き上げることで、リフトアップ効果が期待できる方法です。
傷が目立たない耳の付け根(前側)付近から、皮膚の余分なたるみとSMASを引き上げます。腫れもほとんどなく、傷跡も小さく髪の毛で隠せますので1週間後の抜糸時にはほとんどわからない程度まで回復します。入院の必要もありません。
SMASを引き上げることが根本治療となるので、より長い持続効果が期待できるでしょう。

4. 聖心の医師が叶る“リガメント”の活用
皮膚だけではなく、その下の皮下脂肪、SMASもたるんでいる状態です。→皮膚脂肪組織とともにSMASを引き上げ、余った部分の皮膚とSMASを切除します。→皮膚とSMASを切除。皮膚・脂肪組織、SMASそれぞれを縫合します。(1週間後に抜糸)

また、リフトアップしたい部位やたるみ度合に応じて、「リガメント(靭帯)」も処置することで固定力をさらに高めることも可能です。
リガメントとは、貝柱のような細いひも状の繊維組織で、皮膚を骨に固定している靭帯(retaining ligament)のことです。
リガメントで固定されている部位の皮膚はたるみにくいのですが、その周りにある皮膚や脂肪は、加齢により下垂しやすくなります。
一方で、リガメントがあることによって、たるみ度合が大きい場合や部位によっては、十分なリフトアップ効果が得られない場合があります。その場合、リガメントを切り離し引き上げた部位で再度、糸で固定することにより固定力が強化されます。より繊細なフェイスラインに仕上げるため、リガメントを活用する場合には、たるみ度合や部位の見極めが重要です。

※ 別途費用がかかります。

リガメントを活用しなくてもリフトアップが可能な場合:リガメントも皮膚と一緒に元の位置から引き上がっている。頬のたるみも比較的軽くリガメントごと引き上げることでリフトアップが可能。
リガメントを切り離すことでしっかりとした固定が可能な場合:リガメントが抵抗になり、たるみが十分に引きあがっていない。たるみの度合いが大きく、リガメントが妨げとなり、引きあがりが不十分な部位がある。→リガメントの処置→抵抗となるリガメントを切り離す。糸で固定。抵抗になるリガメントがなくなることで、滑らかに引きあがります。引き上げの妨げとなるリガメントを切り離し、引き上げた部位に再度糸でしっかりと固定。これにより、後戻りがしにくくなります。部位にもよりますが、両頬で約15~20分程度で処置できます。

選べる施術

ミニリフト フェイスリフト
特長 頬、目尻、ほうれい線などの部分的なたるみに適しているミニリフト(ショートフェイスリフト)。
本格的なフェイスリフトをするまでではないが、人知れず健康的な若々しい感じになりたい方に大変喜ばれている手術です。
フェイスリフトに比べ、傷口・術後の腫れともに少なくて済むのが特長。
コメカミから耳の後ろまで切開し、皮下の筋肉から引き上げるため、顔全体のリフトアップに適しています。
適応症状 目尻のシワ
頬のたるみ
ほうれい線(鼻唇溝)
肌のハリつや
顔全体のたるみ
ほうれい線(鼻唇溝)
目尻のシワ
口角
アゴから首へかけてのたるみ
肌のハリつや
通院 3日後(ガーゼ交換)
7日後(抜糸)
3日後(ガーゼ交換)
7日後(抜糸)
施術時間 1~1.5時間 2~3時間
麻酔 局所麻酔(+静脈麻酔) 局所麻酔(+静脈麻酔)
メイク ポイントメイクは当日から可能 ポイントメイクは当日から可能
入浴 翌日から可能 3日後から可能
洗髪 3日後から可能 3日後から可能

リスク・副作用、ダウンタイム Downtime

処置時間 約3時間
通院 あり(施術1週間後の抜糸)
メイク 当日のメイクはお控えください。翌日より可能です。
日常生活 シャワーは、顔を濡らさないように配慮し、当日より可能です。
入浴は、抜糸翌日より可能です。
腫れ・赤み 局所麻酔によるむくみ・腫れ・内出血が出ることがありますが、2週間程度で落ち着いていきます。また、バンドにて圧迫を行うため、顔全体に腫れや内出血が出ることもあります。
術後の経過 施術後は、止血目的のためバンドにて圧迫を行います(圧迫の除去については医師の指示に従ってください)。傷口の抜糸は、1週間後に行います。
効果 顔の余分な皮膚のたるみを取り除き、筋膜を引き上げ、リフトアップを図ることを目的としています。たるみがなくなることで、輪郭がすっきりとし、肌の張りが蘇ります。顔を変える手術というよりも、ご自 身の若い頃の状態に近づけるという手術です。切開部分の選択により、ご希望に沿った改善が可能です。
施術内容 耳前部の一部を切開し、皮下を剥離。SMAS弁を作成し引き上げ、余分な皮膚を切除して縫合する。
リスク・副作用情報 極稀に、傷口の炎症や感染が起こる場合があります。強い痛み、赤み、腫れ、熱感などの症状がある場合には、お早めに当院医師の診察をお受けください。また、極稀に傷跡が広がることや皮膚の壊死、血腫、頭皮の傷周囲の脱毛がみられる場合があります。

※妊娠の可能性がある場合は、治療の内容によってはお受け出来ない場合もありますので、必ず医師にご相談ください。

経過のためのアフターケア

弾圧ストッキングの着用

弾圧ストッキング

近年、手術後の深部静脈血栓症(DVT)や肺血栓塞栓症(PTE)を起因とした静脈血栓塞栓症(VTE)が増加傾向にあります。深部静脈血栓症は、下肢の静脈血管に血栓(血の固まり)ができてしまう病気です。深部静脈血栓症の血栓の一部がはがれると、次に肺に血栓が飛んでいきます。これを肺塞栓と言います。 当院ではうとうとと眠ったような状態で(あるいは実際に眠った状態で)、自発呼吸はしっかり維持したまま手術を行う静脈麻酔を使用しており、また術後約2時間で歩行可能な施術のため、血栓の発生リスクは低いと考えています。 しかし、患者様の体へのご負担を軽減するため、血栓の発生リスクが高いと言われている方(下記参照)には、弾圧ストッキングを着用(※)していただいております。この弾圧ストッキングの着用により、下肢静脈のうっ滞(血流などが静脈内などに停滞した状態)を予防し、手術後に伴う深部静脈血栓症や肺塞栓の合併を起こしにくくすることができます。

※費用はかかりません。

対象の患者様
  • 1)静脈麻酔2時間以上の手術をお受けになる65歳以上の方
  • 2)以下の既往歴のある方
  • ・BMI30 以上の方
  • ・下肢静脈瘤がある方
  • ・エストロゲン治療を行っている方

※該当する方はスタッフにお申し付けください。

術後の腫れ・むくみの早期改善を促進する「漢方薬」を処方

漢方薬

脂肪減少術や豊胸術、フェイスリフトなど身体的負担が比較的重い施術は、少なからず術後のむくみや内出血など、ダウンタイムが生じます。当院ではこれらのダウンタイムを少しでも短縮し、一日も早く理想の状態を実感していただけるよう、内出血やむくみ等の早期沈静を促す漢方薬(2種処方)を患者様に1週間分処方しています。

当院の漢方薬処方について

※ 当院で施術を受けられた方が対象です。漢方処方には別途費用を申し受けます。

※ 施術内容や術後の状態、体質に応じて処方いたします。

当院のサポート体制

当院では「24時間緊急サポート 」として、その日手術をされた患者様の万一の緊急連絡にお応えできるよう体制を整えています。対応は、専門知識を持ったスタッフが責任をもってさせていただきます。

手術をお受けになった日は、やはり休養していただくことがとても大切です。「いつでも連絡がとれる」という安心感とともに、ご自宅でリラックスしてお過ごし下さい。

ミニリフトについてよくあるご質問

週末に手術して月曜に出勤しても周囲にばれないでしょうか?
フェイスリフトの手術は、約3時間ほどで終わり、顔面正面が腫れが目立たないようにすることも可能で、休みのなかなか取れない方でも利用可能な方法です。手術後の耳の前の部分(顔の横の部分)の張った感じは個人差がありますが、約1~2週間ほどで改善します。
術後の腫れが心配です。
フェイスリフトは目の下のたるみ取りと並んで満足度が高く、もっともポピュラーな手術の一つです。フェイスリフトは大きく分けると二種類あります。トータル・フェイスリフトとミニ・フェイスリフトです。あご下のたるみが無ければミニ・フェイスリフト(耳の前のみ)、あればトータル・フェイスリフト(耳の後ろまで)が適応となります。もちろん変化の程度はご希望に添うことができます。また、当院のフェイスリフトは、トータル・ミニリフト共にSMAS法(皮膚だけではなくSMASと呼ばれる筋膜も引き上げる方法)ですので、効果・持続性ともに優れており、術後の腫れも少ないのが特徴です。

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